草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

BiSHの「beautifulさ」。リンリンにとって美とはなにか。

こんばんは。 今夜はBiSHの「beautifulさ」という曲の紹介をします。 www.youtube.com 2016年に発売されたアルバム『FAKE METAL JACKET』に収録された、BiSHのメンバーの一人であるリンリン作詞の曲です。作曲はいつもの松隈ケンタ、編曲は田仲圭太です。 リ…

BiSHのスパーク。創造力に点火! 「俺」は愛と罪に満ちた言葉を生み出す! 

最近はずっとアイドルグループBiSH(2015年~2023年)の「スパーク」という曲について考えています。 「スパーク」はBiSH結成の年2015年3月に初音源が発表されました。ただしその音源は渡辺淳之介(wack社長、本曲の作詞家)が歌ったものでした。 そして同年5月…

BiSHの「サラバかな」によって我々はBiSHからBiSH後の世界を託されていた

「サラバかな」は2015年5月27日に発売されたインディーズ1作目のアルバム『Brand-new idol SHiT』に収められた曲。コンサートの定番曲の1つで、終盤に歌われることが多い。 作詞が竜宮寺育で作曲が慎乃介(蟲ふるう夜に)。竜宮寺育が作詞したBiSHの曲は10曲あ…

BiSHの「ALL YOU NEED IS LOVE」。愛こそはすべて。お前らの今と過去を愛せ!

アイドルグループBiSHは2015年に結成し、2016年1月20日にインディーズ・レーベルから2作目のアルバム『FAKE METAL JACKET』を発売した。そこに清掃員(BiSHのファンの通称)がみんな大好きな「ALL YOU NEED IS LOVE」が入っている。 この曲名は、言わずと知れ…

BiSHの「My landscape」。私の風景。私の荒野。

「My landscape」は2017年11月29日に発売されたアルバム『THE GUERRiLLA BiSH』の1曲目に入っている。 「オーケストラ」「プロミスザスター」に続く、壮大路線の楽曲だ。ストリングス重視のサウンドが「My landscape」ではさらに推し進められ、冒頭からしば…

BiSHの「プロミスザスター」は過去と未来に怯えた少女の物語だ

BiSHは2015年に活動開始し、2016年に「オーケストラ」という壮大な曲をリリースしてすごいグループがいる! と世間に知れ渡った。2017年3月にオーケストラの系譜に連なる名曲「プロミスザスター」が発表された。BPMは170とアップテンポなのにゆったりしたメロ…

『BLUE GIANT』ー全力ジャズがイージーなジャズに戦いを挑み続ける物語

『BLUE GIANT』はジャズを中心テーマとした漫画。全10巻。それが劇場アニメ映画になった。 主人公は宮本大。仙台生まれ。10代のテナーサックス奏者。デカい音、強い音に価値を置いている。毎日長時間、川堤で1人で練習していた。サックスの師匠との出会いで…

野球に挫折して政治家になった!? ー 今井宏氏インタビュー

3月3日に元草加市長で元衆議院議員の今井宏さんが亡くなりました。私の母校、埼玉県立春日部高校の先輩にあたり、政界引退後は高校同窓会の会長を務めていらっしゃったので、知己を得ることができました。 2019年2月14日、春日部高校同窓会草加支部の会員向…

携帯電話を携帯と略す……。広い概念の言葉が特定の意味に独占されていく現象

ところで「携帯電話を携帯と略すな」「WikipediaをWikiと略すな」という意見をSNSで見かけました。 「携帯」と言えば「携帯電話」を指すことが社会常識として通用しています。これは電話の意味が携帯という言葉に飲み込まれているような状態です。このため電…

西村との出会い

1月6日に友人の西村昌巳君が亡くなりました。63歳でした。 西村君は博学でした。社会学、哲学、歴史、文化人類学に詳しくて、映画、ロック、アニメ、相撲などについても広くて深い考察をしていました。ルービックキューブを28秒(だったかな)で解けて、これは…