草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

自然

顔のある写真展。我々は無数の顔に見られながら生きている。

木の皮に、壁の模様に、風景の中に、目がある、口がある! 顔を発見して撮影することもあるし、撮影したあとに顔に気づくこともある。 いたるところに顔がある。 我々は無数の顔に見られながら生きている。 木のコブが微笑んでいる 2019年7月11日、草加市 苔…

越谷アリタキ植物園は有瀧先生の学問的な専門性と土地所有者という境遇が活かされた幸運な遺産

越谷市の久伊豆神社の長い参道の脇に木がたくさん茂っている。そこは越谷アリタキ植物園という施設だった。入場料大人100円、子供30円。 受け付けの男性から「初めてですか?」と聞かれ、そうですと答えたら、植物園の概要を説明してくれた。 「アリタキ」は…

鈴木喜美子さんによる足尾銅山の死と再生のストーリーはここからがクライマックスだ

草加市在住の画家、鈴木喜美子さんの個展が、銀座二丁目の東京銀座画廊で行われた。銅を産出しつづけて日本の産業を支えながらも、鉱毒の被害も拡大させて閉山になった日本の歴史の負の遺産、足尾銅山。その死の山に魅せられて、鈴木さんは、足尾銅山を40年…

Instagramに投稿した写真

Instagram 初期投稿作品救出シリーズの第二弾です。 ※第一弾は2018年2月20日。 今回は2016年4月18日から2016年7月3日です。当時、「いいね」の数は相変わらず0か1ばかりです。 今は投稿総数が864点に至り、「いいね」もちょっと増えていますが、たいてい2桁…

Instagramに投稿した写真(2015年1月から2016年4月)

2015年1月から写真共有アプリInstagramに写真を投稿しています。 3年間で562枚の写真を投稿しました。 最初期の写真は「いいね!」が0か、せいぜい3件のまま、最下層に埋もれています。 そこで、ちょっと表に出してみようと思います。 2015年1月から201…

逆さ写真展

川や池に映った風景の鏡像は美しい。よく写真の対象になります。だがその写真を逆さにしてみると不思議な感覚に襲われます。鏡像だったはずの景色が実像として立ち上がっているのです。しかしその実像は細かく揺らいでおり、現実感がぼやけ、幻想がまとわり…

僕はこんなふうに花を見ました

花見に行きました。 ●新栄町団地綾瀬川沿い 3月30日(月)、娘と自転車で桜を見に出かけました。快晴でした。 出発地点は草加駅周辺の自宅で、向かった先は新栄町団地付近の綾瀬川沿い。草加市の北西の端っこ。地図で言うと左上。草加市内で自宅から一番遠い…