草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

「日本の響」出演者たちがみんな凄腕で曲者であることを伝えたい

9月8日(土)に草加市文化会館ホールで開かれる邦楽コンサート「日本の響…草加の陣2018」の出演者がすごい、ということをお伝えせねばと思っています。

前回のエントリーで、記者会見の内容を書きました。

jitsuni.hatenablog.com

今回は、各アーチストの関連動画を挙げながらご紹介してみます。

鬼太鼓座(和太鼓)

鬼太鼓座(おんでこざ)は、1971年に佐渡田耕(でんたがやす)氏によって創設された和太鼓集団です。

1975年にはボストンマラソンを完走した後に大太鼓を演奏して衝撃を与えました。

1981年に田耕氏が佐渡を離れ、長崎で鬼太鼓座を新たに結成しました。

一方佐渡に残ったメンバーは「鼓童」を設立しています。

鬼太鼓座はその後拠点を長崎から静岡県富士市に移し、2012年から埼玉県東秩父村を拠点として生活しています。埼玉がホーム。

実は複数の太鼓で楽曲を演奏する「組太鼓」というスタイルの始まりは意外に新しくて、1951年に御諏訪太鼓によって創始されたそうです。それがスタンダードなスタイルとして広まったのは、鬼太鼓座のクリエイティブな楽曲と高度な演奏技術が与えたインパクトによるものかもしれません。

現在も国内全国各地、さらには世界各地で演奏をし続けています。

記者会見で「来ていただいた方にまずびっくりしていただく。びっくりしていただければ、私達の役目は終わった」と語っていました。ストイックに追求した技とともに、ケレン見たっぷりの芸能を楽しみたいです。

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鬼太鼓座 - 祈り ~ 打つ八丈」

ネーネーズ(沖縄音楽)

ネーネーズは、1990年に知名定男のプロデュースで結成された、沖縄民謡をベースにした「オキナワンポップス」の女性ヴォーカルグループです。

結成時は古謝美佐子(こじゃみさこ)さんを中心に4人組として活動し、全国的な大ブームが巻き起こりました。

その後、メンバーチェンジを繰り返し、現在は沖山美鈴さん、上原渚さん、本村理恵さんの3人組となっています。

沖縄生まれの歌なのに、日本中の人が、いやもしかしたら世界中の人たちが郷愁を感じる歌声です。

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「「黄金の花」 ネーネーズ ムジークフェストなら2016」

仙波清彦カルガモーズ(邦楽囃子)

邦楽囃子仙波流家元である仙波清彦さんは、多彩な活動をしてきました。

フュージョンバンドSQUARE(後のT-SQUARE)の初期メンバーとしてパーカッションを担当していたり、はにわオールスターズという50人ぐらいメンバーを集めたビッグバンドでライブをやっていたりしました。

しかもボーカルが小川美潮! デーモン小暮閣下!? 異常なお祭り騒ぎ楽団でした。

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仙波清彦&はにわオールスターズ <水>」

カルガモーズもはにわオールスターズに通じる楽しさがあります。ただし打楽器成分がかなり強いです。

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仙波清彦 & カルガモーズ -ハヤイノヨ-

異種格闘技で何が一番強いか、っていう男の子の妄想があります。空手だグレイシーレスリングだ、いやいや実は相撲だ、とか。

打楽器の異種格闘技戦をやったら、邦楽のお囃子が一番強いかも……、と仙波清彦さんの活動を見ると思ってしまいます。

◆澤田勝秋(津軽三味線

澤田勝秋さんは昭和19年生まれの73歳です。公式ホームページによると「現在、現役最年長かつ津軽出身最後の津軽三味線奏者として精力的に活動中」とのことです。

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「つるとかめ(澤田勝秋 木津茂理)New Year Live 2011@晴れたら空に豆まいて

この動画では澤田さんの伸びやかな歌声も確認できます(5分40秒付近)。

◆杵屋裕光一座 with S(長唄三味線)

杵屋裕光(きねやひろみつ)さんは、プロフィールによれば、1960年杵屋和四蔵(江戸時代からの伝統を受け継ぐ長唄三味線演奏家)の次男として生まれ、16歳で長唄杵勝派名取師範となりました。

以後、国内外の歌舞伎公演、舞踊公演等で長唄三味線演奏家・作曲家として活動しています。

その一方、1990年、三味線FUNKバンド「THE家元」に参加し、また六九家裕光(ろっくやひろみつ)として、ロック三味線の追求も続けています。

杵屋裕光一座」を検索すると、ビートルズ曲をカバーする映像がいっぱい出てきます。聴いてみると、邦楽の使い手たちが邦楽のスタイルを保持したままビートルズの曲を演奏し歌う様子にびっくりします。とくに杵屋裕光さんの三味線のコードストローク! ビートルズの複雑な和音が鳴っている!

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「邦楽でビートルズメドレー_フルver」

また、今回、スペシャルサンクスとして、尺八の中村明一さん、和太鼓のヒダノ修一さん、ドラムスの菅沼孝三さん、キーボードのHiromi★さんが参加します。

ヒダノ修一さんはバンドEnTRANSを率いて昨年の日本の響のトリを務めた和太鼓の名手。菅沼孝三さんは「手数王(てかずおう)」の異名もある超絶技巧ドラマー。

この2名が同じステージでバトルするのかと思うと、それだけでワクワクします。

◆森田 彩(民謡)

森田彩さんは草加生まれ草加育ち草加在住の民謡歌手。27歳です。身長171cmでモデルとしても活躍中。

小学1年生でキングレコード専属歌手になり、早坂光枝師匠(日本民謡協会名人位受章歌手)に弟子入り。

一昨年「日本民謡協会内閣総理大臣杯争奪戦」優勝、昨年「日本民謡フェスティバル2017」グランプリ、と2年連続の栄冠で事実上日本一の民謡歌手と言えます。

昨年10月4日キングレコードよりアルバム「愛彩」でデビューしました。

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「2017年日本民謡協力全国大会(佐賀タンス長持唄)」

森田さんは、記者会見で「今回は中村(明一)さんのお力をお借りして、新しいことにもチャレンジさせていただけるみたいなので(笑)」と言っていました。何をたくらんでいるのか……。

◆中村明一(尺八)/FOREST

中村明一さんは、尺八奏者にして、当コンサートのプロデューサー。

バークリー音楽大学ニューイングランド音楽院大学院などで音楽の専門教育を受けつつも、独自に「循環呼吸」「密息」「倍音を自在に操る術を身につけた極限の尺八奏者です。

自身のバンドFORESTでの演奏は、強いて言えばプログレッシブ・ロックではないかと思います。

手数王、菅沼孝三さんはFORESTのメンバーでもあります。

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「Magnetic Fantasy / Akikazu Nakamura FOREST 7/4,2014 LIve 中村明一・フォレスト」

 

「日本の響…草加の陣2018」コンサート情報

//////////日時と会場////////////////////

日時:2018年9月8日(土)13:15 開場/14:00 開演/18:30終演予定

場所:草加市文化会館ホール

 //////////出演アーティスト////////////////////

鬼太鼓座(和太鼓)

ネーネーズ(沖縄音楽)

仙波清彦カルガモーズ(邦楽囃子)

◆澤田勝秋(津軽三味線

◆杵屋裕光一座 with S(長唄三味線)

◆森田 彩(民謡)

◆中村明一(尺八)/FOREST

//////////司会////////////////////

ピーター・バラカンブロードキャスター

◆田中隆文(「邦楽ジャーナル」編集長)

//////////チケット発売中////////////////////

※全席指定・未就学児入場不可

 S席:7,000円(友の会 6,700円)

 A席:5,000円(友の会 4,800円)

 B席:3,500円

//////////発売所////////////////////

草加市文化会館チケット窓口ほか

詳しくは草加市文化会館ホームページへ。

日本の響-草加の陣 - 草加市文化会館