今日(7月23日)草加駅西口で開催された「よさこいサンバフェスティバル2017」で、「よさこいサンバ」見ました。
↑ 100人ぐらいいそうな「仲見世バルバロス」のパーカッション隊。仲見世バルバロスは昨年の浅草サンバカーニバルでも優勝した。
「よさこい」と「サンバ」は毎年見ていますが、「よさこいサンバ」は初めてでした。さて「よさこいサンバ」とは何か。
私は自分のブログ「草加小話」の一昨年夏のエントリーで、
「よさこいとソーランが合体したように、よさこいとサンバが合体して渾然一体となった姿も見てみたいものです。」
と書きました。遥かな、叶わぬ夢だとは思いつつ。
しかし、早くも今年、よさこいとサンバ合体して渾然一体となったのです!
終盤の20時前に、駅前ローターリーでサンバチーム総出演の派手なフィナーレがありました。サンバフィナーレのあと、よさこいフィナーレのために全よさこいチームが入場しました。しかし、サンバチームは退場しませんでした。
そして、共演してしまったのです!
曲目は「コバトンよさこい!」。仲見世バルバロスを中心とした全パーカッション隊がリズムを打ち出し、サンババンドのフルート奏者がお囃子メロディーを奏で、オリジナル曲の作詞・作曲・歌唱担当者の和田琢磨さんご本人(フェスティバルのメインMCでもある)が歌い上げました。カラオケ音源なしです。
分厚い打楽器サウンドに乗って、よさこいダンサーズが踊りました。サンバダンサーズはサンバのステップを踏みながら、よさこいの右へ行ったり左へ行ったりの動きも合わせてくれました。
音量の変化などのアレンジも考えられていて、最後も盛り上がって、ドン、ときれいに終わりました。
↑ よさこいとサンバが混交した「よさこいサンバ」の様子。パーカッション隊はステージ裏にいる。
そして大喝采のうちにサンバチームは退場し、続いてよさこいフィナーレが始まりました。
きっと来年もやってくれるでしょう。
そして、もっともっと混ざっていくのではないでしょうか。お互いのダンスが、もっとお互いの要素を取り入れていくとか、和太鼓や津軽三味線まで入ってしまうとか。
文化は混交して深まっていくものなのだそうです。
将来、確立したダンスや文化のジャンルとして「よさこいサンバ」が大きく発展していくとしたら、その発祥の地が草加であることをこの日の見物人たちが証言してくれるでしょう。
昔からやってたよ、ということであれば申し訳ありません……。