4月7日(日)、草加市柿木町の光明寺(浄土真宗本願寺派)でお寺deマルシェin光明寺が開催されました。1年前にも来たんですが、今回は本堂内にもお店がいろいろ入っていました。たくさんの店やワークショップが出ていましたが(20店かな?)、その中で気になったところについて報告します。
sweets nico
試食したクッキーが柔らかくて口の中で甘く溶けて、おお!となって思わず買いました。
お寺deマルシェ主催者の恩田繁子さんがどこかのイベントに出店したsweets nicoさんのお菓子に惚れ込んで参加要請したようです。
恩田さんは「スノーボールをおいしいと思ったことはなかったけど、ここのはほんとうにおいしい!」と言ってました。
Kobachi Farm
Kobachi Farmは石川県能登島から来た若い農家のご夫婦です。
ご主人は元サラリーマン、奥さんは元販売員。農業をやるために、能登島に移住してきたそうです。
野菜を作って、自分で売っています。
どこかのイベントで恩田さんが野菜を買って、その美味しさに感心して、スカウトしたとか。
もちろん『草生人(そうせいじん)』の「草加の農業」特集号を進呈しましたよ。
ChaviPeltoに行ってみたいと言ってました。
Theハンバーガー食堂 MilesAway
Theハンバーガー食堂 MilesAway(マイルズアウェイ)は入間市に店があるそうです。
恩田さんがここのハンバーガーが好きで、はるばる入間に食べに行くほどだそうです。
普段はイベントには出店はしないけど、恩田さんから強く請われて特別に参加しました。
たしかに美味しかった! 肉もバンズも!
Colorful earth
Colorful earthは、和紙の手漉きワークショップ。
和紙手漉きクリエイターの三木柚実さんは、世田谷和紙造形大学出身とのこと。この学校は群馬にあります。
三木さんはここで紙漉きに関するあらゆる技術をマスターして、作品作りに漕ぎ出したのです。
鮮やかな和紙の模様は、できあがった紙にペイントしたのではなく、なんと手漉きの過程で色を流し込んで絵を描いたのだそうです!
針金と和紙を組み合わせたランタン、マチエール(素材感)も楽しいタブロー(一枚絵)など、工芸品っぽさと現代美術っぽさの両方を感じます。
ふじみ屋(fujimi-ya)
ふじみ屋(fujimi-ya)はさいたま市からやってきた3分似顔絵。
去年も描いてもらったことを伏せてお願いしたら、ほぼ同じ顔になりました。
種明かししたら、「不思議と描きやすかったのは、記憶があったからかもしれない」とのことでした。
実際、20秒ほど早く仕上がりました。
OUTLET CHEERS
さて、このお寺deマルシェは、草加市内で開催していますが、草加の出店者が少ないという特徴があります。1年前はたしか1店だけ。今年は草加からは雑貨店OUTLET CHEERSが出店していました。
中古家具が広々と展示されていたり、想像力を掻き立てる不思議な小さな枯木がたくさん置かれていたり、面白い空間になっていました。
さて、恩田さんとの関係はというと、実はCHEERSの開店当初からのお客さんだったとか。
その恩田さんは5月18日にレンタルスペース&ハンドメイド雑貨のお店Ann House (アンハウス)を八潮市鶴ケ曽根にオープンするそうです。
その店の施工をCHEERSが担当しているというのでした!
思いっきりつながってますね!
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以上、ちらっと覗いて話を聞いたところだけのレポートですが、お寺deマルシェとは、恩田さんが自身が出会い、目や手や舌でじっくりと選んで参加をお願いした店によって作られた、超個人的なマルシェなんですね。
そして恩田さんの「超個人的な」つながりは、どんどん広がっているみたいです。