実家から『俳句空間』という雑誌が出てきた。1987年のNo.6から1993年のNo.23(休刊記念号)まで。
発行は弘栄堂書店。編集人は大井恒行。編集協力委員は安部鬼九男、夏石番矢、林桂。
僕は俳句が好きだった。
友人が尾崎放哉を仲間たちの輪に持ち込んでから急激な自由律俳句ブームが起こり、同人誌を作るまでになった。それから句集や俳句の本をいろいろ読むようになった。
『俳句空間』は俳句の中には前衛があることを教えてくれた。
富澤赤黄男や高柳重信を知って熱狂した。
編集人の大井恒行氏は現在『-BLOG俳句新空間-』を運営し、新しい俳句作品や俳人を精力的に紹介している。