草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

子供たち数十人による明るいエネルギーに満ちた「輝け囃子」は圧巻でした

草加どどん鼓連盟25周年

4月26日(日)、谷塚文化センターで草加どどん鼓連盟の総会が行われました。僕が所属する草加太鼓クラブも参加してきました。

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草加どどん鼓連盟とは、草加市内で活動する和太鼓演奏団体の集合体です。発足してから今年で25周年。加盟団体は以下の7つです。

北谷太鼓
こうま座
小山太鼓保存会
草加太鼓クラブ
草加民族文化の会
にっさと太鼓
八幡太鼓

 子供中心の団体も、大人中心の団体も、また子供と大人混成の団体もあります。それぞれ独自の方針でそれぞれの地域を中心に活動しています。

●イベントに太鼓の響きをお届けします!

また、どどん鼓連盟としての合同の活動もあります。

毎年秋に行われる草加宿場まつりでは、旧道沿いに拠点を複数設けて同時並行で太鼓を打ち鳴らし、祭りの気分を盛り上げます(2014年は残念ながら台風で中止でした)。

3月の草加松原お太鼓橋ロードレース大会でも、選手たちの応援のために太鼓を演奏します。

その他、スポーツフェスティバル草加ふささら祭り、道路の開通式典など、さまざまなイベントに出演してきました。

イベントを盛り上げたい人にとって、和太鼓は特効薬、鉄板コンテンツと言えるでしょう。

会長の森岩男さんあてに、イベント主催者から出演オファーの連絡が入ります。森さんが加盟団体に出演の打診をし、都合の合う団体がイベントに駆けつけるのです。どどん鼓連盟に一声かければ確実にイベントに太鼓の響きをお届けします。いわばイベント盛り上げ請負い集団といったところでしょうか。

●子供たち数十人による輝け囃子

総会は、参加者が100名を超える大掛かりなものになりました。

食べ物や飲み物が豊富に用意され、ビンゴ大会では参加者全員が用意した景品を捌くため、延々と番号が読み上げられました。

メインプログラムは、各団体による太鼓演奏でした。

他の団体の演奏を見るのはいつも勉強になります。草加太鼓クラブの子供たちも、同年代の子供たちが大人顔負けの力強い演奏をするのを目の当たりにして、すごい刺激になったのではないでしょうか。

今回の新しい試みは「輝け囃子」という曲の、子供たち全員による演奏でした。どどん鼓連盟の誰もが知っている共通言語と言える楽曲です。

この曲は民族歌舞団「荒馬座」のオリジナル曲だと、実は今調べて知りました(クラブの他の人は知っていたのかもしれませんが)。

シンプルながら元気に乗れる曲で、草加太鼓クラブでも子供たちの入門曲として使わせていただいています。

子供たち数十人による明るいエネルギーに満ちたそしてちょっと混沌とした(笑)「輝け囃子」は圧巻でした。

子供たちだけによるこんな大規模な演奏は見たことがありません。このままどこかで披露するに値すると思いました。

二十五周年記念の紅白まんじゅうをいただきました。

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草加どどん鼓連盟公式サイト(8年ぐらい更新されていませんが)
http://dodonko.gooside.com/

草加どどん鼓連盟会長の森岩男さんには「草生人」でインタビューしたことがあります。その記事は「草生人電子版」で読むことができます。
http://p.booklog.jp/book/70731/page/1747124