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草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

お母さんがんばれ!~草加松原太鼓橋ロードレース大会

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3月15日(日)、第4回草加松原太鼓橋ロードレース大会が開催されました。僕は第1回は「応援の部」に太鼓演奏で参加しましたが、第2回から10キロの部にランナーとして参加し、応援される側に回るようになりました。和太鼓の衣装、股引と腹掛けに鉢巻きを締めて。

さて天気は曇りでしたが、寒くありません。朝7時、草加駅から徒歩5分の草加小学校にランナーたちが集結し始めます。ここの体育館が更衣室と荷物預かり所です。8時15分、校庭で開会式が行われました。

スタート時間が近づき、草加小学校正門前の旧日光街道に、カラフルなウェアをまとったランナーたちが待機し始めます。その人数は2,200人(10キロの部)だそうです。

9時。号砲とともに歓声があがり、レースがスタートしました。マラソンやロードレース大会のスタート時の陽気でハッピーな雰囲気はいいものです。

この大会のコース中には2つの太鼓橋があります。矢立橋百代橋という歩道橋ですが、初めて参加したランナーはきっと面食らうだろうなと、地元のランナーとしてはにやにやする自慢のポイントです。

もう一つの自慢ポイントが「応援の部」だったのですが、今年はなくなりました。去年までは、綾瀬川左岸広場という公園内のあちこちで和太鼓演奏やチアリーダーよさこいがパフォーマンスを繰り広げて応援を競い合い、その応援を縫うようにレースのコースが設定されていたものです。そして応援された当のランナーたちの投票で順位を決めたのでした。なくなってちょっと残念です。

ただ、今年は部門の有無とは関係なく、ギターをかき鳴らして「走れー、走れー、おれーたーちー!」と爆風スランプの『Runner』を歌う人(たぶん去年も歌ってた)もいたし、顔なじみの和太鼓チーム2団体(北谷太鼓と小山太鼓保存会)も力強く太鼓を打ち鳴らしていました。練習不足でかなり太ももが痛くなってきたときに、応援にはすごく励まされました。

じつは太鼓演奏って10分続けるだけでかなり息が上がるし腕や足腰が疲弊するのですが、彼らはそれをレースの間中1時間以上続けていたのですよ。疲労の度合いならランナーに負けないほどだったと思います。ランナーたちも応援に励まされたけれど、応援者たちもランナーから返ってくる笑顔や声などが励みになったのではないでしょうか。

10キロの部のあと、小学生が出場する1.2キロの部が始まりました。

このスタートがものすごい。いきなり道路いっぱいに広がって全力疾走します。おいおいこんな走りで最後までもつのかと呆れましたが、もつんです。記録を見ると、1位の男子はなんと3分43秒

最後は1.2キロ親子の部です。これがまた激しい種目で、小さな子供の手をお父さんが引きちぎらんばかりに引っ張って全力疾走するものでした。ほとんど子供の体が宙に浮いているように見えました。

さすがに危険だということで、今年は表彰対象から外されました。楽しく走りましょう。

でも足に覚えのある親子はすごい速さで旧道を南に走り、あっという間に折り返して元の草加小学校に帰ってきました。

最後の方の選手たちはだいぶのんびりでしたね。

おや、野球のユニフォームを着た少年がひとりで立ち止まっています。

沿道の市民から「お母さんがんばれ!」という声が上がりました。

野球少年は後方を振り返ります。少年のお母さんが最後尾を必死に走って来るところでした。走るのがだいぶ苦手のようです。

お母さんが追いつくのを野球少年はおだやかににこやかに待っています。

「お母さんがんばれ!」と僕も声を上げました。