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草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

草加ふささら祭りで「群青」「壱夢(いちゆう)」「かつみ」を追いかけた

11月3日(月・祝)、草加ふささら祭りのよさこいの祭典踊るん♪よさこいを、メイン会場の綾瀬川左岸広場ステージで10時の開会式から見始めた。


オープニングアクトは、北海道札幌から招待された「新琴似天舞龍神」。YOSAKOIソーラン祭りで前人未到の4連覇を成し遂げたというチームだ。
続いてコンテンストが開始された。おなじみのチームが続々登場。

新田のひょうたん連の演舞は地元で元気に生きる若者たちの象徴だと思った。
遊助の「一笑懸命」に乗せてのびのび踊り跳ねる。「♪何のために生きるのか わからないから生きるのさ」というフレーズにぐっときた。ひょうたん連の若者たちは笑顔と踊りで歌の世界を表現していた。

溝沼連合町内会 「朝霞溝連(みぞれん)」は約50人の大集団。
踊っているというより、気合を入れているようだった。止め、決めの連続。漢(おとこ)っぽさにあふれている。

今回の見どころは新座市から来た「群青」、坂戸市から来た「壱夢(いちゆう)」、朝霞市から来た「かつみ」の3連発だった。

群青は約30人の女性中心のチーム。軽快なテンポの4つ打ちバスドラムを四分音符で連打)のダンスビートに乗って、跳ねる。背筋を伸ばし、腕を大きく振り、胸を張り、やや上に顔を向けて笑顔を空に放つ。端正に上に跳ねる動きは、アイリッシュ・ダンスを連想させるところもあった。
フロントの2人の若い女性は衣装がちょっと違う。特別な位置づけ。グループ全体のセンターの役割だ。つまりアイドル。
アイドルソングには、ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」やAKB48の「ヘビーローテション」を初めとして、4つ打ちのテクノビートの名曲が多い。「ドン・ドン・ドン・ドン」というビートは、せきたてる鼓動。憧れのトキメキだ。

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川沿いのステージ(ラグーン)での跳ねる群青。


※↓踊るん♪よさこいでの「群青」の演舞(Youtube by onochanaruさん)。

群青@2014 草加ふささら踊るん♪よさこい・ステージ⑤ - YouTube

 

壱夢(いちゆう)も約30人の女性中心のチーム。豪華なオーケストラの響きだが、どこかで聞いたことがある。ああ!パイレーツ・オブ・カリビアンがモチーフになっているんだ! そういえば、衣装が海賊風に見える。さらには、MCの男性は顔がジョニー・デップに似ていなくもない。
壮大な男性ボーカルの歌が響く。夢を求める航海を歌う。
ダンスは、クラシカルでリズムが際立たない楽曲に合わせて、腕や上体を大きく振り回す動きが中心だ。群青のタテのジャンプ中心のダンスと対照的。
そこに例のよさこいの歌も巧みに入りこむ。
ミュージカルのステージを見ているような感覚を抱いた。

※↓踊るん♪よさこいでの「壱夢(いちゆう)」の演舞(Youtube by onochanaruさん)。

壱夢@2014 草加ふささら踊るん♪よさこい・ステージ⑤ - YouTube

 

かつみは約40人。みんな若い。男性も多い。
低い姿勢から気合を込めて、突く。蹴る。腕を振り、引き寄せ、叫ぶ。武道のようだ。

※↓踊るん♪よさこいでの「かつみ」演舞(Youtube by onochanaruさん)。

かつみ@2014 草加ふささら踊るん♪よさこい・ステージ⑤ - YouTube


ふと思いついたのだが、現代のよさこいには、札幌のYOSAKOIソーラン以来、よさこい系とソーラン系の流れが入り込んでいるのではないだろうか。
そしてこのかつみ朝霞溝連ソーラン系なのではないか。
ソーラン系のチームは、姿勢をより低く、突きをより強く、気合をより大きくすることを信条とする。そして舞台で熱い魂を発散させる。

いっぽう群青壱夢はソーラン系ではない。熱さよりも美しさが強調されている。だがよさこい系とはちょっとずれるのかもしれない。
札幌の招待連「新琴似天舞龍神」の演舞を見ると、日本舞踊の所作が活かされているように見えた。高知の有名連の動画を見ても日本舞踊っぽい優雅さが感じられるので、そのへんが「よさこい系」の真骨頂ではないだろうか。
的外れなことを書いていたらご容赦願いたい。

こうして「群青」「壱夢(いちゆう)」「かつみ」をもっと見たいと思いメインステージを離れ、流し会場や川沿いのステージも追いかけることになったのである。