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草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

フェードイン・カフェのフェードアウト

草加 音楽・芸術

facebookのタイムラインに、10月16日、fade in cafeの書き込みが上がってきました。
そこには、「この度fade in cafeは今年一杯をもちまして誠に遺憾ながら閉店することとなりました。」と書かれていました。

また「ランチタイムの営業は10月一杯をもちまして終了させていただく予定です。」とも書いてあったので、昨日ランチを食べに行ってきました。

※Fade in cafe'のfacebookページ→https://www.facebook.com/fadeincafe?fref=ts

シェフの根岸さんが作る手の込んだパスタをいただきながら、重要な草加の音楽の拠点の1つが失われることを惜しみました。

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音楽都市宣言」の街、草加の音楽には、大雑把に言うと3本の柱があると思われます。クラシック、ジャズ、そしてフォーク・ロックです。

クラシック音楽国際ハープフェスティバルが毎年草加市文化会館で開かれるなど、草加市が音楽都市たる重要な要素となっています。草加市演奏家協会のプロ演奏家たちも市内でよく演奏してくれるし、市民オーケストラや吹奏楽団の演奏も活発です。

ジャズはまずなんと言ってもシュガーヒルというライブバーで連日ミュージシャンの生演奏が聞けることが貴重です。いろいろなイベントで地元のビッグバンドの演奏も行われるなど、草加はジャズが聞ける街であるという点でとても個性的だと思います。

もう1本の柱、フォーク・ロックはどうかというと、そこに音響エンジニアでありプロデューサーであるケニーさんが開いたフェードイン・カフェの存在が大きく関わっているのです。

このライブレストランには、4年前の開店以来様々なフォーク・ロックのミュージシャンが出演してきました。

草加駅東口ヨーカドー前の広場(カーソンプラザ)で毎月催されているフリーライブ「SMAC(スマック)」や、これまで3回開かれた草加の音楽フェス「街の音(ね)LIVE」が成功したのは、フェードイン・カフェに出演してきたミュージシャンたちの力によるところが大きかった。

ここでフェードイン・カフェがなくなると、3本の柱のうちの1本が弱体化しそうです。草加の音楽の行く末がちょっと心配です。

もっとも、ケニーさんのFade In Sound Productionは活動を続けるし、SMAC(スマック)は来年も開催されるとのことです。

ケニーさんと、フェードイン・カフェのシェフである根岸さんには、4年間お疲れ様でしたと言いたいです。

また、根岸さんがこのあとどんな活動をするのかも、注目したいです。