草加小話

埼玉県草加市での暮らしで拾ったエピソードとそうでないエピソードを綴ります。

2つの「第二回」市民イベントをハシゴした日曜日

 11月26日(9日)は午前と午後で2つの「第二回」イベントをハシゴしました。

第二回 若人のための若人による 秋のフェスティバル

 まず午前は「第二回 若人のための若人による 秋のフェスティバル」。

 場所は越谷市新越谷のポラテック株式会社(通称ウッドスクェア)の1階ホール。

 企画・制作は「たこ焼まえかわ」の前川稔也さん。「草生人」を見てくださった前川さんからのお誘いでした。

 行って驚いたのは、5年前に完成したウッドスクェアというビルの1階ホールがいい場所だったこと。建設会社のショールーム機能もあるので、さっぱりクールなデザインに木材がふんだんに組み込まれて居心地がいいし、外光がたっぷり入って明るい。

 このイベントのように市民に開放しているスペースみたいです。ホームページに「オフィスとして使用するだけでなく、1・2階ショールームを中心に地域住民の方々にも広く開放しています。」と書いてあります。

新技術を駆使した越谷の新社屋です

 さて、イベントは音楽とアートの2本立てになっていました。

 音楽は……。

・ふじた春菜(歌)・石丸勝巳(ギター)

・五錦雄互(三味線)・かしむらきげん(民謡)

文教大学吹奏楽サクソフォンアンサンブル

・庄司ひなた(中学3年生・歌)・本郷光一郎(歌)

・熊谷秀雄(ボーカル)・梅田ちか子(キーボード)・安藤一宏(パーカッション)

・近藤起矢(ボーカル・ギター)

・クロイツ・ダンスアートスクールand子供の町ダンス部 

  アートは、作家さんたちの籠染燈籠、甲冑、江戸木目込人形、油絵、茶碗などの作品展示でした。

 実はちょっとしかいられなかったのですが、文教大学吹奏楽サクソフォンアンサンブルは素晴らしかったです。4人4種のサックスで、「マイ・フェイバリット・シングス」をジャズっぽい複雑なアレンジでリズミカルにぐいぐい演奏していました。 

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明るいウッドスクェアの1階ホールで演奏する文教大学吹奏楽サクソフォンアンサンブル。

 前川さんはすぐにわかりました。笑顔のかわいいおじさんでした。一生懸命手拍子を打っていました。

 巨大蝶ネクタイをした司会者がこう言ってました。

「前川さんのたこ焼き屋は汚いよ!(笑) こんどみんなで掃除しに行こう!」

「前川さん、冷たくてね、店で飲んだら金取るしね(笑)」

 そりゃ金ぐらい取るでしょ!(笑)

 みんなから慕われている人物であることがわかりました。

 でもこんなイベントを企画してこんなに人を集めてしまうなんて、この人ただのたこ焼き屋じゃないなと思っています。

第二回伝統芸能フェスティバル 

 11月26日(日)の午後は、谷塚文化センターで開催された「第二回伝統芸能フェスティバル」を見に行きました。

 草加神楽会浜野幸一さんから情報をいただいていました。

 草加とその周辺で活動している市民伝統芸能団体がステージで様々な演舞を披露するイベントです。

 プログラムは以下の通りです。

1 獅子舞

2 こうま座の和太鼓

3 足立民舞サークル「中野七頭舞」

4 労音車人形の会「まんざい」

5 安行安来節愛好会の安来節

6 道貫会の民謡

7 安行太鼓サークルひびきの和太鼓演奏

8 足立民舞サークル「エイサー・ミルクムナリ」

9 草加東かっぽれ道場の櫻川流江戸芸「かっぽれ」

10 草加神楽会の南部神楽「曽我物語一場・仇討ち本懐」

11 全員で銭太鼓「きよしのズンドコ節」

  実は次の用事があって1から7までしか見ていません。浜野さんの草加神楽会を見逃してしまってすいません……。

 最初の獅子舞のあと、獅子舞から出てきた人が開会の挨拶をしました。この方が実行委員会の会長のようでした。こちらもまた明るいおじさんでした。

 さて、労音車人形の会の「まんざい」は驚きましたよ!

 舞台に男女2体の大型人形が立っていました。文楽の人形に似ています。人形の背後にそれぞれ1人の黒子がいます。黒子は小箱に腰掛けています。小箱には車がついていて舞台上を座ったまま縦横無尽に動き回れます。

 黒子は両手両足を人形の両手両足につないでいるので、1人で1体の人形を操れます。人形がリアルに足で歩き回っているように見えます。たいへんダイナミックでした。

 子供が見ても楽しいでしょう。

 「車人形」は機会があったらぜひみなさん見てください!

 

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労音車人形の会のお2人による「車人形」の様子。

 この日は、このあとさらに3つ目のイベントを見に行きました。